2020年10月10日
CPPA 慢性進行性肺アスペルギルス症
既存肺病変の存在
全身消耗性疾患
IPA
halo sign 周囲のすりガラスは出血巣
air crescent sign: lung ballは肺の壊死組織。菌球ではない。
好中球減少 halo sign→ 回復 air crescent sign
IPA アスペル抗原の感度低い?
骨髄移植後ドナー定着後もアスペルギルス症のリスクがある。
症例提示
COPDがbaseにあり細菌性肺炎にて入院。ステロイドを短期使用。
抗菌薬にて右肺野の陰影は改善するも、左肺に陰影出現。血清アスペルギルス抗原陰性、B-Dグルカン高値。アスペルギルス抗原検査はBALF検体の方が感度が高い?
このように好中球の減少していない症例でもIPAがおこりうる。
Flu感染後にIPA発症した症例もある。
ムーコル症
血管侵襲が強いので急速に進行する。Rversed halo signも特徴。
画像上アスペルギルス症と区別つかない。
第一選択 アンビゾーム 5-10mg/kg/day(少し多い量)。漸増はだめ。その他ポサコナゾール。
クリプトコッカス髄膜炎
血管と脳の間で増える。クモ膜下腔からウィルヒョウロビン腔を伝って進展。脳実質を圧排。病理学的に脳炎ではない。