薬剤の選択には,QOLを考慮する必要があろう.
進行期非小細胞肺癌のための単剤維持療法:meta-analysis
Lung cancer Available online 28 April 2012
背景
維持療法は、進行した非小細胞肺癌(NSCLC)のための新しい治療パラダイムである。我々は、単剤維持療法で無作為試験のmeta-analysisを行った。
セカンダリーアウトカム:PFS
Switch maintenanceは、OSとPFSが有意に改善した(OS HR 0.84、95%CI 0.77-0.91;P = 0.00026;PFS HR 0.62、95%CI 0.57-0.67;P < 0.0001)。
PFSの経度の改善にもかかわらず(HR 0.90、95%CI 0.85-0.95;P = 0.007)、continuation maintenanceは、survival benefitに寄与しなかった(HR 0.927、95%CI 0.78-1.09;P = 0.33)。
OSとPFSの改善は、EGFR-targeted agents(HR 0.83、95%CI 0.74-0.92;P = 0.004;HR 0.64、95%CI 0.58-0.71P < 0.0001)、と細胞障害性薬剤(HR 0.89、95%CI 0.80-0.98;P = 0.018;HR 0.85、95%CI 0.80-0.89;P < 0.0001)での両者で観察された.
結論
単剤維持療法はOSを改善するが,統計的有意性はswitch maintenanceで示されるのみであった.