2016年3月8日火曜日

第403回熊本チェストカンファレンス

2016225             

症例1
36歳,男性
健診チェック.
CT:両側肺野に辺縁明瞭な結節影.Halloを伴うものや,すりガラス単独のものもある.大小不同あり.分布はrandomか.縦隔に有意なリンパ球の腫大なし.

R/O
LC, Lymphoma
Infection: fungal, septic emboli
GPAamyloidosisCastleman`s

sIL-2R  2569 U/mlHTLV-I COI 26.3COI
組織:CD2+, CD3+, CD4+, CD25+, CD7(-), CD20(-)
その後末梢血に異型リンパ球 4%10%
診断は急性型成人T細胞リンパ腫

症例2  
89歳,女性
貧血の精査目的にて入院.胃潰瘍,胸部異常陰影を指摘.胃潰瘍の治療を行うも貧血の改善なし.
WBC 5100 (Neu 79.2%, Ly 21%)Hb 6.2ALP 225CRP 4.25sIL-2R 1690QFT陽性
胸部CT:両側肺野にびまん性の粒状影,読影者はperilymphaticと読んだが,randomでもよい画像.
Miliary TBSa症,HP,薬剤性,Lymphoproliferative disorder
抗酸菌塗抹,結核菌PCR陰性⇒経過観察としたところARDS・・・とくればmiliary TBか.ARDS発症後治療開始するも短期間で死亡.

地方会の症例報告をみていると,治療開始後にARDSをきたし死亡するcaseもある.いつどの段階でどんな状態の患者に治療を開始すれば救命できるのか?ほんとに難しい.