今の病院に移動して肺癌関連の案内は全く来なくなった.
なんだかなー.昨年も出席しているのだが.
2014年3月15日(土)
熊本大学医学部山崎記念館
一般演題
①CBDCA+S-1による化学放射線療法を施行した局所進行肺扁平上皮癌4例の検討
NHO熊本医療センター
②当院におけるCDDP+S-1+RT症例の検討
熊本中央病院
③非小細胞肺がん完全切除レイに対するGEM+CDDP併用による術後補助化学療法の認容性試験
熊本大学呼吸器外科,済生会病院呼吸器センター
特別講演I
現在進行中の肺癌WHO分類改訂の現状について
筑波大学医学医療系 診断病理学教授 野口雅之先生
2004年のWHO分類
BAC
non-mucinous
mucinous
mixed
⇒non-invasiveなのに浸潤癌に分類されていた.
2004年EGFR mutation発見.Consensus Conference on BACという会議が開かれた.
TTF-1 positive AdにEGFR mutation (+),KRAS変異を示す腺癌はHNF4a expression
肺末梢の癌はTTF-1 (+),HNF4a (+)の癌に分かれる.
1995年 Cancer Noguchiらの論文.
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/1097-0142(19950615)75:12%3C2844::AID-CNCR2820751209%3E3.0.CO;2-%23/pdf
欧米でCT検診が行われるようになり,予後に関して
2007年 Modern Pathologyにほぼ同じデータの論文が出た.
http://www.nature.com/modpathol/journal/v20/n2/pdf/3800734a.pdf
AAH⇒AIS (野口Type A)⇒mnimally invasive(野口TypeC)⇒overt invasionのstory
2011年肺癌病理分類
International Association for the Study of Lung Cancer/American Thoracic Society/EuropeanRespiratory Society International Multidisciplinary Classification of Lung Adenocarcinoma
WHO第4版も同じになる予定.
2011年分類は新しい概念としてMIAを作った.
Invasive ADについて
predominancyで分類
lepidic, acinar, papillaryをlow grade,micropapillary, solidをhigh gradeと考えると,5生率はlow grade 80%, high grade 40%
TTF-1 (+), P-40 (-) adenocarcinoma immunophenotypeが分類に入る可能性もある.
(P-40 扁平上皮癌に発現.)
参考
http://www.cancertherapy.jp/lcce/2011/05/201105-vol13-special.html
特別講演II
ドライバー癌遺伝子を標的とした肺癌治療とその展望
近畿大学医学部 外科学 呼吸器外科部門 主任教授 光冨哲哉先生