2014年4月8日火曜日

第383回熊本チェストカンファレンス

2014227
熊本大学附属病院にて

症例1
30歳,女性
両側肺の多発嚢胞性病変.左肺にはfungus ballAspergillus感染はあるのだろう.多発嚢胞の原因が何かということがdiscussionの中心になった.
腹部のCTにて肝臓は斑状に腫大.縦隔リンパ節腫大(ありとのことだがよくわからん),腹腔リンパ節腫大あり.
肝生検にて非乾酪性類上皮細胞肉芽腫を認めた.血清IgG上昇,ACE上昇あり.心,眼病変なし.
Sarcoidosisaspergilloma


症例2
70歳,男性
Current smokerCOPDあり.左肺尖部の腫瘤性病変.周囲に散布性病変なし.血液検査上炎症所見なし,腫瘍マーカーの上昇なし.FDG-PETにてSUVmax 4.04.6の異常集積あり.点状の石灰化あり.
左上葉部分切除にて診断.
NTM lung disease (M intracellulare)


教育講演
PM/DMに伴う間質性肺炎の今と未来
熊本市民病院
永野先生