日本肺癌学会学術集会教育講演
肺癌縮小手術の理論と実際
mainのテーマとは外れるが・・
JTO 2016;11:1012-1028.
subsolid lesionsの観察研究
4.3±2.7年のfollow up
subsolid nodulesの3つのカテゴリー
①Pure GGN
②Heterogeneous GGN
(solidの部分が縦隔条件で消失)
③Part-solid GGN
pure GGNが2mm以上増加する確率
最大径と性別によって分けると
女性で最大径が10mm以下では5年後に2mm以上増加する確率は10%程度。男性でも10数%⇒経過観察可能な腫瘍。
Pure GGNからPart-solid GGNが出現する確率は4.6%でほとんどない。
日本CT健診学会
https://www.jscts.org/pdf/guideline/gls5thfig201710.pdf
⇒CTで発見された小結節のope適応
①Solid:直径10mm以上のもの
②Part-solidまたはPure GGN:全体径≧15mmのもの
③Part-solid GGNで全体径はく15mmだがsolidの部分の径が>5mmのもの
縮小手術を行うときC/T ratioを重要視している。
C/T比:consolidationの最大径 / 最大腫瘍径
JTO 2011;6:751-6.
直径≦2cmの肺腺癌
C/T比が<0.25はnon-invasiveと考えられる。特異度98.7%
JCOG 0804ではC/T<0.25のGGO tumorに対するwedge resectionで
5年無再発生存率は99.7%